カリキュラム / 学習内容
スキルは、「創る」ことでしか身につかない。
HackATAでは、座学や理論の暗記に偏重しません。
プログラミングスキルは、実際に手を動かし、試行錯誤し、何かを創り上げるプロセスを通じてのみ、血肉となると信じているからです。
そして我々はAIを活用した学習を奨励しています。
効率的な学び方も含め、これからの時代はいかに生成AIとの付き合い方に長けていくかが重要な分かれ道です。
我々が目指すのは、単なる「作業者」ではなく、自ら考え、学び、問題を解決していける「自律・自走できるエンジニア」の育成です。
ここでは、HackATAが提供する学習の進め方と、プランごとにおける具体的な取り組みについてご紹介します。
※注意
β版チャットプラン、コミュニティプランには学習ロードマップ支援や伴走型指導、個別指導は含まれません。
プロへの最短距離を、伴走する
コーチプランでは、チャットサポートに加え、定期的な1on1メンタリングと徹底的なコードレビューを通じて、より深く、パーソナライズされた指導を提供します。
1〜7日目
各受講者の未来の姿から逆算し、可能な限り最短で必要な技能を習得するためのゴール設計とロードマップ作成を行います。
プラン受講期間中、何度でもゴールとロードマップは軌道修正は可能ですが、なるべく最初の段階で目標がブレないようするため、ここに時間をかけます。
8〜30日目
学習ロードマップ初期に必要な学習リソースの選択肢をいくつか提案します。(主に書籍かUdemyのコース)
その中から1つを選び、指定期間内に1周だけしていただき、「ざっくりどんなものか」を感じていただきます。
※HackATAは最適な学習リソースの紹介や、疑問点の解消をサポートしますが、基礎知識を網羅的に「教える」場ではありません。自学自習が基本となります。
31〜120日目
「武器」となるポートフォリオへ組み込める作品制作に最初から取り組んでいただきます。
「プロジェクト型タスクを1つずつ解決する」という業務と同じ流れを個別指導付き、かつコードレビュー付きで実施します。月1〜4回は個別オンライン相談会を開催し、問題点や特に聞きたい技術的な質問にお答えします。
日次・週次で作業報告を必須とさせていただくため、この期間は「学習をお休み」は原則不可能です。(体調不良は除く。家族や身内、パートナーとの予定は優先してください)
121日目〜以降
目標とする企業への就職や転職など、ゴールに合わせたポートフォリオを整えていきます。
この期間は同時並行でオンラインプレゼンス構築を行うためのサポートもいたします。
この時点で「自律」と「自走」の両輪が自覚できる状態となることが望ましいです。
未経験からでも早い人で9ヶ月で「自らすべきことを決め、自ら解決まで至る」ところまでいけます。(その時点で当サービスから退会、あるいはよりライトなプランへの移行をおすすめします)
未知の問題に遭遇しても、自力で調査し、解決策を見つけ出し、形にできる力を養います。
できれば就職や転職など、成功まで見届けさせていただけると嬉しいです。
※現在、コーチプラン卒業者はコミュニティプランを永年無料とすることを検討しています。(プランリリース後に正式発表予定)
チャットプランで、学習の「壁」を壊す
β版チャットプランは、自学自習を進める上での疑問や不安を解消し、モチベーションを維持するための「伴走サポート」です。
月1回の実践課題
学んだ知識を定着させ、ポートフォリオ作成のきっかけを提供します。
テーマ
JWT認証システムを備えたブログ管理API開発(言語制限なし)
要件
提供された要件に基づき、Python, TypeScriptなどを使ったJWT認証を実装する。その上でAPIドキュメントを作成し、フロントエンドエンジニアがいる想定でわかりやすく仕様をまとめる。
ポイント
JWT認証の理解力と適切な認証システムの構築、さらにドキュメンテーション力を問います。
テーマ
縦スクロール2D脱出ゲームのプロトタイプ制作 (C++またはUnity)
要件
プレイヤーキャラクターの左右移動・ジャンプ、簡単な足場配置、ゴール地点への到達判定、タイトル画面とクリア画面、ゲームオーバー画面の実装。
ポイント
ゲームライブラリの基本的な実装(またはゲームエンジンの基本的な操作)、キャラクター制御、シーン遷移の理解度を問います。
チャットプランの効果的な使い方
独学の補助として効率の最大化にご活用ください。
疑問は即解消
調べてもわからない専門用語、エラーメッセージの意味など、些細なことでも理解度を深めるために質問する。
壁打ち相手として
「こういう機能を作りたいけど、どういう技術を使えばいい?」「この実装方針で合ってる?」といった相談をする。
学習計画の相談役
「次に何を学ぶべきか?」「この技術はどのくらい深掘りすべきか?」といった道筋の相談。
モチベーション維持
学習の進捗報告、課題への意気込みなどを共有し、励まし合う(他の参加者との交流も推奨)。
課題への取り組み方相談
課題の要件理解、設計方針、実装で詰まった箇所などを相談する。
学びと成果の報告
その日に取り組んだ学習や、到達できた目標を報告し合うことで参加者同士で刺激し合う。
※注意点
- • 上記はあくまで一例です。課題のテーマや難易度は、参加者のスキルレベルや技術トレンドに応じて調整されます。
- • β版チャットプランでは、提出された課題に対するコードレビューは行いません。課題への取り組み方、考え方、詰まった点の質問・相談がサポートの中心となります。
自律した生き残れるエンジニア育成
HackATAでは、一般的なプログラミングスクールとは違い、技術そのものを教えるということはしません。代わりに、AI時代でも「生き残れる自律性と自走力を持つエンジニア」を育成することに主眼を置いています。
適切なゴール設計とロードマップ作成
現状スキル、目指すキャリア、学習に使える時間などから最も効率的かつ現実的なゴールとロードマップの作成によって、全体像と目指すべき未来の可視化を重要視しています。
体系的なインプット支援
ロードマップに基づき、必要な知識・スキルを効率的に習得できるよう、最適な教材や学習方法をアドバイスします。
実践課題とコードレビューによる反復改善
提出された課題に対して詳細なレビューを行います。フィードバックを元に修正し、再度提出…というサイクルで、実践力を徹底的に鍛えます。 ※コードレビューはコーチプランのみ提供
アクティブラーニングと制作伴走
「前のめり」な学習こそが重要と捉え、目標達成に最もモチベーションが湧く戦略を共に考え、企画から実装、公開、そして「語れる」ようにするところまでサポートします。
キャリアを見据えたサポート
必要に応じて技術的な観点からの職務経歴書・ポートフォリオレビュー、模擬面接などを実施し、キャリア実現を後押しします(※職業紹介事業ではないため、仕事斡旋は行いません)。
上記は一部コーチプランでのみ提供予定のサービスが含まれます。詳細は正式リリース時に決定・公開いたします。
現場で活きる、モダンな技術を学ぶ
HackATAでは特定の技術スタックに固執しません。重要なのは、問題解決のために最適な技術を選定し、学び、使いこなす能力です。以下は、学習する可能性のある技術の一例です。
Web開発 分野
フロントエンド
HTML, CSS, JavaScript, TypeScript, React, Next.js, Vue.js, etc.
バックエンド
Node.js(Nest.js), Python (Django/Flask), Ruby (Rails), Go, PHP (Laravel), etc.
データベース
MySQL, PostgreSQL, MongoDB, Supabase, etc.
インフラ/その他
Docker, AWS/Google Cloud/Azure, Vercel, Git/GitHub, CI/CD, etc.
ゲーム開発 分野
ゲームエンジン
Unity (C#), Unreal Engine (C++/Blueprints), Godot Engine (GDScript/C#)
言語
C言語, C++, C#, GDScript
関連知識
3Dモデリング基礎, シェーダー, ネットワーク通信, ゲームデザイン原則, Git/GitHub, etc.
上記以外にも、必要に応じて様々な技術に触れていきます。常に最新の技術トレンドを意識し、カリキュラムに反映させていきます。